探偵は体力も必要です (‘ω’)② (健康オタクが浮気すんな!!!)
探偵は体力と忍耐力が必要なんですってお話でした。
そういえば、純粋に体力が必要だった案件を思い出しました。
対象はアラフォー男性、サラリーマンです。
奥様から、隣県に1泊出張するご主人を監視してほしいとの依頼でした。
移動手段は新幹線。
ただ、JR新幹線停車駅までの移動手段は不明です。
朝8時から、調査員2名が自宅の張り込みを開始しました。
対象はいつもより遅く、9時過ぎに自宅を出ました。
タクシー移動や誰かが車で迎えに来る場合に備え、調査員1名は車両待機します。
出張そのものもウソの可能性さえあります。
対象が公共交通で移動しJR駅に向かった場合、
車両担当は先回りして車両をどこかに停め、新幹線の乗車までに尾行に合流します。
時間との勝負になりますね。
そのため、駅までダッシュできる駐車場を何か所か事前に下見してあります。
依頼者からの情報が少ないと、様々な可能性を想定して準備しなければなりません。
ところが、今回の対象は最寄りのバス停を過ぎても、歩いていきます。
結構な速足です。
橋を渡って「あ、川向こうで別の路線に乗るのかな?」と思ったら、そこもスルー。
途中、対象はコンビニでコーヒーを飲み、駅まで約8.5kmを歩きました。
やっと新幹線に乗り込んだのですが、対象は25分ほどで目的地より手前の駅に降車します。
そして普通列車に乗り換え、目的地まで向かいました。
推測ですが、おそらく新幹線と普通列車の差額分を小遣いにするのでしょう。
新幹線であれば数十分ですが、2時間以上かかって目的地まで到着しました。
目的地の駅からは、また徒歩移動です。
約2km歩いてショッピングモールに入ると、まず食事をします。
私たちはあんパンと牛乳を摂りながら張り込み。
食後、対象は有名なチョコレート専門店に入り、20分かけてプレゼントらしきものを購入しました。
そしてまた徒歩移動。
約6kmを1時間ほどで歩いて、取引先に到着のようです。
既に16時近くになっています。
外で立ったまま、2時間半ほど張り込んで対象が出てきました。
もう足はパンパンで悲鳴を上げています。
なのにまた徒歩移動。
ムラムラとこみ上げる殺意を抑えきれません <(`^´)>
対象は徒歩20分ほどのホテルにチェックインしました。
一人がロビーで見張りつつ、私たちもチェックイン。
その後は二人で、向かいのカフェに入ってホテルの出入りを見張ります。
30分ほどで、対象が女性と一緒に出てきた!
女性には見覚えがありました。
対象より遅れてホテルに到着した女性です。
二人は近くにある居酒屋に入りました。
食事を終えると二人はホテルに戻り、その姿を撮影しました。
再度出かける可能性もあるので、交代でホテルの出入りを監視。
0時で当日の調査を終了しました。
翌朝は6時から調査開始。
7時半ごろ二人でチェックアウト、付近のカフェで朝食をとる姿を撮影。
そこで二人は別れたので、対象を女性に切り替えて尾行をしました。
午後に二人はまた合流、同じ新幹線で戻り地元JR駅で別れました。
その後の調査で、この第二対象者は同じ会社に勤務する20代の女性であることが判明しました。
対象の出張に合わせ、休暇を取って県外デートを楽しんだようです。
スマホで初日の徒歩移動距離を確認したら、23kmでした (;´∀`)
普段、運動をしていなかったので、1週間ぐらい足が痛かったですね。
何より、尾行している途中に息が切れるし、気を抜くと対象から離れてしまうし。
探偵は体力が必要だと思い知らされた調査でした。
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